扉の外 (電撃文庫)

扉の外 (電撃文庫)

修学旅行のバスの中、気がつくとクラス全員が密室に閉じ込めれていた。
訳も分からず呆然とする一行にソフィアと名乗る人工知能が現れ、あるルールに従うことを命令される。
そんな状況から始まる物語。

物語の重要要素として戦略ゲームが絡んでいますが、そのゲームを通じて垣間見える登場人物たちの裏表が怖く、そして面白い。
次巻が気になる小説です。

神様のメモ帳 (電撃文庫)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

イラストと「情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー」というあらすじからは想像できない展開が待ち受けていました。
物語が動き出すきっかけがすごくつらい。
でも、そこから主人公ナルミが自分の無力を感じながらも、自分にできることを探し、そして傷つきながらニート探偵団の仲間と物語の核心に迫っていく様は非常に良かった。
良い青春小説でした。